WDの外付けHDDが実はとてもお買い得なのでは…という話

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こんにちは、みつばです。

今回はタイトルにもある通り、WDの外付けHDDがとてもお買い得なのではという内容の記事です。

事の発端はWDの外付けHDD WD Elements Desktop の8TB以上のモデルに搭載されているHDDが実はエンタープライズ向けのHDDを使っているのでは無いかという情報からでした。

実際に殻割りしてみるとWDのエンタープライズ向けHDD Ultrastar DC HC320 か Ultrastar DC HC510 の廉価版が搭載されていて、これが2万円台で買えるのはとてもお買い得!!!

後者のUltrastar DC HC510 の廉価版であればヘリウム入りHDDが手に入るので本当ならすごくコスパが良い商品になります。

実際には回転数が7200rpm→5400rpmになっていて、個人向けのデータ保管庫用途として使うなら発熱量の減少が望めるので有り難い変更だったりします。

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実際に買ってみた

購入&分解

とりあえず8TBのモデルを購入。

ここ↓を参考にケースを分解しました。

最初はケースを傷つけないようにポイントカードを使って分解しようとしましたが、全然刺さらなかったので最終的には上の記事と同じようにマイナスドライバーを使って分解しました。

そして、出てきたHDDは…

やりました!!!! HDDの形状やモデルナンバーからも分かりますがヘリウム入りの大当たりモデル(WD80EMAZ-00WJTA0)を引き当てました。

NASに突っ込んでみる

早速NASに搭載してみます。

NASは HP ProLiant MicroServer N40L を使用しました。

このNAS(小型サーバー?)はSATA電源を全部ペリフェラルから変換して取っているので3.3V問題(詳しくはこちら↓を参照)が起こらないので普通に認識されました。

smartctlでSMARTを読んでみると、”Model Family : Western Digital Ultrastar He10/12” とあったり、ヘリウムの残量等の情報(ID# 22)が読めるので、ここからもヘリウムを使用したHDDだと分かります。

NASの制約でSATA 3Gb/sでの接続となってしまいますが、HDDの性能的にはこの速度でも十分だと思います。

SMB経由、有線接続(1Gbps)で速度を計測してみた結果はこちらになります。

1GbpsのLAN経由の接続なら普通の結果になりました。

まとめ

現在(2020/5/16)はこのHDDがAmazonで2万円ですが、セールのタイミングでは1.7万円程度になるので、単純に8TBのHDDとしても十分安い部類に入るので分解して使わないにしても大容量のHDDが欲しいという人はとりあえずこのHDDを買って置くといいかもしれません。

ただ、こういう外付けHDDは中に搭載されているHDDが予告なく切り替わる可能性が大いにあるのであくまで現在(2020/05/16)時点での情報であることに留意してください。

↑8TBモデル、これ以下の容量のものはWD青が搭載されてるらしいので注意。

↑10TBモデル、これ以上の容量は確実にヘリウム入りのモデルになります。

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